勝部 直人|M1|20210113|研究発表+討議
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M1 勝部 大江宏の博士論文を読んで
■前回から
・宗教、大学、啓蒙からみると何世紀を見るのが良さそうか
・教育機関としての質の変化についてまた中世から近代にかけての大学教育についてはそれまで人文系の学問が主流であったが、技術者養成の大学や社会科学に対する関心などの学問分野の変容
・近代をどうつかまえるかが重要→大学のあり方や都市や社会のあり方など勉強していく必要がありそう
■大江宏について
大江宏(1913年6月14日-1989年3月3日)
・モダニズムと日本の伝統様式とを決して融合することなく「混在併存」させた建築意匠で知られる
■この論文について
・1962年 博士論文「大学の成立と発展 大学の計画を導く理念の研究」により東京大学より工学博士学位を取得」
・ページ数は図版抜きで106ページ
【議論】
大野
大江宏の論文で大学史を選んだ理由は?
→法政大学のマスタープランを任された、その時の計画を博論にしたと考えられるのか。
寺澤
大学の空間についての扱いがあるのか
→ない。図版が多いが、教科書などでみるものが多い気がする。
青井先生
60年代は、神代や大江などのグループで「コミュニティ」などの議論や、学問の自立性などの議論があり、その後それらを基盤として学園紛争が行われた。大江さんとして学園としての共同体を考えたのではないだろうか。知識の蓄積と開放のレベルの中で、勝部は開放について考えようとしているのかな、と考えた。
【チャット】
青井先生
ー大江さんの55/58年館の方がうんとかっこよい。予算とかも違ったのかもしれんけど、あの設計は堀口さんにはできないでしょうね。
ー大学史がホモ・サピエンス誕生からはじまる!すばらしい!さすが大江宏!
ールネサンスにとってもイスラームはとってもとっても重要です。イスラームが古代の学問を保存していてくれなかったら、12世紀ルネサンスと呼ばれる中世の知的革命に連なる15世紀ルネサンスもなかったでしょうね。
ー兄弟盟約。対等な者として、裏切りを許さない血の契約をかわす。
ーその合理主義ってどんな合理主義?(いろいろタイプがある)